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小金井市教育委員会、市内小中学校のPC利活用状況を見える化  活用状況に応じた教員研修を企画

2021年9月16日

小金井市、東京学芸大学、NTTコミュニケーションズが連携協定

小金井市、東京学芸大学、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、学習コンテンツプラットフォーム『まなびポケット』とICT環境を活用した実証研究に取り組んでおり、定期的にレポートを掲出するWebサイトを開設した。
3者は協力して1回程度のオンライン会議と集合型の研修を併用開催し、一人一台端末を活用した事例の共有や検討を定期的に行っている。

学習データ利活用 「学びポケット」ログイン率で活用状況を可視化

小金井市では、市内全14校(小学校9校・中学校5校)、児童生徒7,935人(2021/4現在日々どれぐらい『まなびポケット』にログインしているのか。
6月時点の活用を見ると、小学校:40.4%、中学校:18.6%と小学校のほうが2倍ほどログイン率が高い。NTT Comによると、この傾向は他自治体でも同様ということだ。
ログイン率は、「日次」「週次」「月次」や、学校単位、クラス単位、個人単位で切り替えて確認することもできる。
さらに詳細を分析。「小学校は、学校によって活用率に5倍以上の差がある」「小学校の半数以上より活用率が高い中学校がある」ことがわかった。

『まなびポケット』は、ログイン率のほか、利用者単位、アプリ単位など、さらに細かい利用状況を把握することもできる。

教材コンテンツの使い放題サービス『まなホーダイ』の仕組みも提供。先生方のコンテンツに対する評価をコンテンツを提供する企業に届ける機能だ。

今後の取組

市内各校の活用状況の差を埋めるため、授業記録・共有サービス「BANSHOT」を活用して、一人一台端末を活用した実践事例の収集と閲覧を行っている。各校1事例~2事例を2021年7月~2022年3月までの9ヶ月間、WEBサイト上にアップロードを依頼。100を超える事例を収集する計画。市内全教員が閲覧できるようにする。
また、各校の活用状況に応じた教員研修も企画・運営。まなびポケットやNHK for schoolなどの研修を企画している。

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