学習塾用IT教材「システムAssist」の開発と教室運営のサポートを行っている株式会社 青山英語学院は、今年の小学生教科書改訂に伴いリリースされた32冊の2学期分の映像コンテンツを、7月3日より配信スタートする。これにより、1学期の学習内容を終えた後はさっそく2学期分の予習に取り掛かれるようになる。
新型コロナウイルス感染の第2波が心配される中、子どもたちの教育を止めないようにと考えられたもので、もし再度自粛要請や、外出に不安を感じることがあっても、感染リスクのない家で安心して学習ができ、映像授業を用いてどんどん先に進んだり、逆に遅れを取り戻すよう復習に使ったりと、自分のペースで活用することができる。
Assistの映像授業はテキストをもとに作成され、導入の説明、問題の解答・解説も全て映像化されている。映像授業を見て「分かったつもり」にならないよう、授業が理解できたかをチェックする確認テストも用意されている。テストは映像授業をしっかり学習し、その解き方や考え方を理解していれば解ける問題構成になっている。次の学習課題はこの確認テストを合格すれば出てくる仕組みになっているので、生徒は緊張感を持って授業を視聴し、その成果がテスト結果に出ることでより達成感を味わうことができる。
映像授業は、インターネット環境のある場所なら、パソコン、タブレット、スマートフォン(Android、iOS)で視聴可能。生徒は教室でも自宅でも、同じ内容の授業をオンライン学習することができる。他に、学習課題の自動設定や英単語・熟語のシャッフルテスト、定期テスト対策予想問題プリント作成、個別カリキュラム自動作成機能、授業開始・終了お知らせ自動配信メールなどの機能が搭載されている。
利用料金は月3万円のシステム利用料と、ID1つあたり600円。すべての映像授業、プリントデータ、システムを含めた利用料となっている。また、AssistはITツールに認定されていて、IT導入補助金を受けることができる。中小企業・小規模事業者が各社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部の補助を受けることができる制度で、IT導入にかかる費用の1/2を補助してもらえる。