2020年より全面実施される新しい学習指導要領、プログラミング教育や小学校での英語の教科化など、話は聞くものの、どんなものになるのかまだまだ不安を感じることも多いのではないでしょうか。こうした中で、民間企業が教員向けに行うセミナーや、情報発信のための展示会など、さまざまな働きかけが各地で開催されています。
英会話教室を運営する株式会社イーオンは、2020年にスタートする小学3・4年生の外国語活動、小学5・6年生の外国語科に備えるため、教員向けの専門書籍などを数多く手がける東洋館出版社とコラボレーションし、外国語指導ノウハウを教える、小学校教員向けのセミナー「小学校 外国語活動・外国語科授業力向上セミナー」を2019年1月14日(月・祝)に、新宿にあるイーオン東京本社で開催します。
このセミナーは、外国語活動・外国語科が全面実施になる前に、できるだけ自身の英語の授業力・英語力をブラッシュアップしたいと考える教員を対象に開催するものです。参加費は無料ですが、事前に予約が必要です。参加定員は65名で、定員になり次第申し込み締め切りとなります。
ゲスト講師として文部科学省初等中等教育局教育課程課の直山木綿子を招いており、学習指導要領改訂において外国語活動・外国語科の主な変更点、移行期間中の指導のポイントについて学ぶことができます。また、イーオン学校教務課 教務コーディネーター、菅井幸子氏は、分かりやすいクラスルームイングリッシュや、ALTとのコミュニケーションとの取り方の紹介、さらに教員自身の英語力アップをはかるトレーニングを実施します。
学習指導要領の改訂について詳しく聞くことで、指導のやり方についてだけでなく、はっきりと方向性を知ることができそうですね。充実した授業を行うためにも、こうしたイベントへの参加などで、しっかりと準備をしておくことが大切なのでしょう。