日本FP協会は、進学を考える高校生や在学中の大学生・専門学校生、保護者、学校関係者を対象とした小冊子『進学にかかるお金と奨学金の話』を発行しています。この度発行された改訂版は、2020年度から新たに開始される修学支援新制度(入学金・授業料減免とあわせて、給付型奨学金で学生を支援する仕組み)の解説を追加すると共に、奨学金制度の最新情報を掲載しており、より充実した内容になっています。
奨学金を利用して学生生活を送る大学生は3人に1人と言われています。一方で、長期にわたる奨学金の返還が卒業後の家計へ及ぼす影響も多く、奨学金制度の正しい理解と返還プランの検討が重要性を増しています。小冊子では、大学進学に必要なお金や奨学金制度の概要、返還方法についてコンパクトに解説しており、卒業後の収入が不安定なケースや返還負担が重いケースでも無理なく返還するための方法と、返還額のシミュレーションなどを紹介しています。
進学にかかる費用から卒業後の奨学金返還にいたる資金計画等、将来のライフプランに関わる内容となっています。授業や保護者会などでの活用のほか、各家庭で教育資金プランを検討する際にも利用できます。希望する学校には無償提供されます。学校関係者以外、セミナーなどで使用される場合は50部1,100円(税込・送料別途)となります。またWebでも公開されていますが、印刷不可となっています。
日本FP協会からは、この他にも学生向けに『10代から学ぶパーソナルファイナンス』、『学生生活マネー&キャリア お役立ちハンドブック!』などの金融経済教育用小冊子の制作を行っています。奨学金は子どもが借りて自身で返していくお金です。きちんと学んで、しくみを理解することが子どもにとっても大切ですね。
2020年度開始の修学支援新制度などを追加『FPが教える!親子で学ぶ!進学にかかるお金と奨学金の話』最新情報を反映してリニューアル!