株式会社FREEMIND EVANカンパニーの実施する小中学生向けのコミュニケーション英語能力テスト「JET (Junior English Test:ジュニア・イングリッシュ・テスト」の年間実施回数が年4回に増回されます。
2020年度より、小学校では3・4年生から外国語活動が導入され、5・6年生で英語が教科化されます。この小学校英語の教科化に向け、次期学習指導要領が先行実施されることとなっています。
こうした学校での英語教育改革や児童英語教育熱の高まりをうけ、JET受検者が学習成果を確認する機会を増やすため、年4回の実施されることになりました。
また、JETはTOEIC(R)につながる世界標準のテストとして、実施団体は全国の塾や小・中学校に広がっています。
中学入試に活用する学校も増えており、早い時期にも受検できるよう、上半期は6月だけの実施だったところ、5月、7月の2回実施へと増回されました。
これによって、小学6年生になってからでも複数回受検可能なほかに、秋以降は他教科の受験勉強に専念しやすくなるなど、受験生のメリットにも繋がります。
JETは、米国IMET(Institute for Measurement in Education and Training)が小学生・中学生のコミュニケーション英語能力を正しく評価するために開発したもので、暗記や読解を中心とした従来型英語学習の成果ではなく、英語運用能力を測定することを目的に開発されています。
そのため、和訳や文法知識だけを問う問題はなく、コミュニケーション英語のトレーニングで培った能力を正しく測定することで、テストが目に見えにくい成果を確かめて正しく次のステップへと進むための指標となります。
JETは、すでに中国や韓国で実施されていて、英語教育が盛んな韓国では年間十数万人が受検しています。
なお、現在、今年度初の実施となる第24回テスト(2018年5月20日(日)実施)の受検申込受付が開始しています。