宮崎市は、市の発展を図ることを目的に「地方創生の推進に向けた連携協定」を、ソフトバンクと2020年10月7日(水)に締結した。今後は人型ロボット「Pepper」のプログラミング教育への導入などが検討される。
■AIやIoTなどの技術を利活用することで市の発展を目指す
宮崎市とソフトバンクの連携協定は、AIやIoTなどの技術の利活用やSDGsの達成、関係人口の創出・拡大などにより、市の発展を図ることが目的とされる。
■Pepperによる教育支援などを検討
宮崎市とソフトバンクは、様々な社会課題に対して、両者の知恵やノウハウを共有し、地方創生の実現に向けて取り組んでいく。教育支援については、全国で4万1000回以上の実施実績を持つ人型ロボット「Pepper」を活用したプログラミング教育の導入を検討する。
■子育て支援や高齢者見守りサービスでも協力
子育て支援については、家族の健康や成長・発達状態を記録し管理することができる「成長ログサービス」や、認知症高齢者の見守り支援サービス「オレンジセーフティネット」などの導入を検討する。
■雨量観測システムで大規模災害にも備える
豪雨をはじめとした大規模災害に備えるため、ICTを活用した雨量観測システムや、「Pepper」を活用した防災教育などの導入を検討。防災・減災に向けた取り組みや意識の啓発を行っていく。
<協定の内容>
①教育支援の充実に関すること
②子育て支援の充実に関すること
③防災や減災に適切に対応できる環境整備に関すること
④その他、両者が協議により必要と認めたこと