インターネットを通じて悩みを相談する、小学校、中学校、高等学校を対象にした「いじめ相談窓口」サービスが12月10日(木)から無償で提供を開始した。電話での承諾や書類の契約などの必要はなく、Webサイトからの申し込みで即日利用可能。
■社会貢献活動の一環として展開
株式会社リンクファシリティーズは、企業・団体向けにWebを活用した次世代型内部通報窓口システム「完全匿名ヘルプライン」を2020年6月から提供しているが、社会貢献活動の一環として小・中・高等学校を対象にした「いじめ相談窓口」サービスを開始した。無償利用期間は申込日から2022年3月31日まで。
■完全匿名でいじめを相談
「完全匿名ヘルプライン」は、個人の判明を恐れて通報できなかった問題を解消するために開発。ハラスメントなどを完全匿名で会社へ通報するサービス。「いじめ相談窓口」サービスは、「完全匿名ヘルプライン」の匿名性を利用して行われる。報復を恐れて相談できずに悩んでいる生徒の一助になればと「いじめの相談窓口」を提供する。
■外部に情報が漏れることなく安心
学校側の受付窓口担当者と生徒(相談者)が「完全匿名ヘルプライン」をプラットフォームとして直接やり取りできる。外部に情報が洩れることなく、スピーディーな問題解決につなげることができる。実名を避けたいデリケートな相談も、個人の匿名を守れる日本初の通報窓口プラットフォームとなる。
<いじめ相談窓口 概要>
提供開始日:2020年12月10日(木)
提供先:小学校、中学校、高等学校(国公立・私立不問)
提供地域:日本全国
専用案内ページ:https://kanzentokumei.com/SC
専用申込ページ:
第一次申込期間:2020年12月10日~2021年2月末日
無償利用期間:申込日から2022年3月31日まで
<利用の流れ>
・Webサイトから申し込み *申し込みは電話、メールでも可
・申し込み後、学校側用の URL&パスワードと、生徒用の URL、ID&パスワードを通知
(パスワードの変更は随時可能)
・その後、生徒へ窓口(完全匿名ホットライン)の URL、ID&パスワードを告知
・相談が来た際には、相談者と学校側受付担当者がやりとりできる専用の Web サイトにアクセスでき、相談内容を確認、相談者とのメッセージが交換できる
(証拠となるデータのアップロードや詳細について追加情報を求めたりできる)