熊本県内に優秀な人材を残すことを目的に、熊本県立大学総合管理学部2年生は、今年で三期目となる共同課題解決学習講座「ガチカリ」に取り組んでいる。
■地域社会をフィールドにリーダーを育成
「ガチカリ」は地域社会の現場をフィールドとしたPBL授業により「課題解決力」「チーム力」「社会人基礎力」を醸成するリーダー育成プログラム。熊本県全体の活性化につながるという思いから、総合管理学部、益城町に本社を持つ再春館製薬所、熊本市の一般社団法人フミダスが協力して設計・運営する講座となる。
■学生が企業・地域のトップと向き合う
2018年度より行われ、今年で三期目を迎える「ガチカリ」には、熊本県立大学総合管理学部の2年生の中から39名が参加。地域社会の現場に学生チームで飛び込み、企業・地域のトップと直接向き合い、実際の課題に取り組む。今そこにある社会の諸課題に取り組むことで「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を身に付ける。
■最終報告会に向けて企業の課題に取り組む
再春館製薬所はカリキュラム全体の運営に加え、「お客様プリーザー」4名が講師として参加し、授業全体のサポートを行う。学生は12月に行われる予定の最終報告会に向けて企業が抱える生の課題解決に取り組む。
<共同課題解決学習講座「ガチカリ」概要>
受講対象者:熊本県立大学総合管理学部2年生 39名
受講期間:2020年9月18日(金)~2020年12月24日(木)
参加企業:株式会社再春館製薬所、株式会社Lib Work、株式会社興農園、野田市グループ
運営:
・学生ディスカッション(3密を避けた対面形式)
・企業講義、プレゼンテーション、企業訪問、報告会(全てオンライン)