株式会社オカムラは、小・中・特別支援学校・高等学校等向けに学習用PC端末の充電と保管ができる「タブレット・PC充電保管庫」(GIGAスクール構想標準仕様対応)を発売します。
ICT端末保管庫を2014年に開発・発売しており、そのノウハウを生かし、文部科学省の「GIGAスクール構想」の標準仕様に準じた仕様の保管庫を開発しました。
「GIGAスクール構想」は、全国の小・中・特別支援学校・高等学校等において、児童生徒に1人1台の学習者用PCやクラウド活用を前提とした高速ネットワーク環境などを整備する2023年度までの5年間の計画をまとめたものです。文部科学省は「GIGAスクール構想の実現 標準仕様書」を公表し、児童生徒や教職員、施設、自治体が機器や設備を安全に運用するための機能や整備方法を推奨しています。
「タブレット・PC充電保管庫」は、充電時に学校の電力負荷を抑えるため、保管庫内のタブレット・PCを4グループに分け10分毎に順番に充電する輪番充電方式を採用。搭載している輪番充電装置は、GIGAスクール構想標準仕様に準ずる仕様で、修理やメンテナンスも対応します。
児童生徒や教員が教室で利用することを想定して使いやすさに配慮し、扉にはユニバーサルデザインの取っ手「マルチアクセスハンドル」を付けています。保管庫本体の角は丸く仕上げ、児童生徒の衝突時などの安全にも配慮。クラス人数や目的によって選択できる45台収納タイプと25台収納タイプ、それぞれトレー式と仕切り板式の2タイプをラインアップしています。5台ずつトレーに保管する独自のトレー式は、配布・回収がしやすく、児童生徒が密集することなく出し入れできます。
全国に拠点を持つオカムラが製品供給から配送、設置、メンテナンスまで対応することで、トータルコスト削減にも貢献します。