株式会社NTTスマイルエナジーが、株式会社柴田工業とともに、自治体の学校施設へ太陽光発電設備を無償で設置するプロジェクトを開始しました。
日本の学校の多くは広域防災拠点に指定されているものの、公立小・中学校における太陽光発電設備の普及率は25%未満となっています。普及が進まない要因としては、自治体の予算・検討人員の不足や維持管理体制の整備が行き届かないことなどが挙げられています。また金融機関が小規模・分散型の案件への投資に消極的ということもあります。
このような状況の中、最近では名古屋市(300校程度)をはじめ、大阪市(300校程度)等において屋根を発電事業者に貸与し、自治体がコストを負担することなく、事業者を活用して発電事業を実施するスキームが注目を集めています。
NTTスマイルエナジーと柴田工業は、日本の再生可能エネルギーの普及と地域の防災力の強化を目的として、学校施設への太陽光発電設備の設置を進めていきます。
プロジェクト参加による自治体のメリットは、災害時の避難所における自立電源の確保、初期投資やメンテナンスが不要であること、税収や賃料収入の拡大です。
防災拠点の機能向上、再生可能エネルギーの普及拡大を支援につながることが期待されます。
「学校への太陽光無償設置プロジェクト」開始について | NTTスマイルエナジー