株式会社CRI・ミドルウェアは、新型コロナウイルスの影響で通常の授業運営が困難な学校や塾、各種スクールなどを支援するべく、同社の動画配信プラットフォーム「Live Acr(R) PRO(ライブアクトプロ)」を教育業界向けへ進化させた新サービス「スマート授業(TM) by LiveAct PRO」をリリースし、2020年5月12日より3ヶ月間、無償で提供することを決定しました。
「スマート授業 by LiveAct PRO」は、遠隔授業に必要な機能群を搭載し、従来の一方向けの動画講義では不可能だった「対話的な動画教育」をITリテラシーや専用の端末を一切必要とせず、手軽に実現します。また、大高中小学校の授業だけでなく、予備校・塾や家庭教師、各種カルチャースクール、楽器・音楽などの遠隔個人レッスン、企業や団体の新入社員・社員研修、その他の資格研修・語学研修にも利用できます。
動画を配信するには、撮影してアップロードするだけで再生用URLが発行されます。このURLを児童・生徒などに送信するだけです。またライブ配信ではないので、何度でも納得いくまで撮り直しが出来ます。視聴する側はアプリのインストールやPCなど必要ありません。スマートフォンのブラウザで視聴できます。再生用URLの送信手段もLINE、メール、SMS、Facebookなど、現在使っているものをそのまま使えます。
動画の視聴だけでは、ぼんやりと流しただけで身につかないのでは、という心配がありますが、「スマート授業」では、講義の各チャプターの最後に確認問題を出題することができます。確認問題に解答すると次のチャプターに進むので、流し見を防止するとともに、学習者にモチベーションの向上を促します。また、正解を設定せずにアンケートを取ることも可能です。
この他、学習分析に役立つ学習アナリティクス機能の搭載、学習者の理解度に応じて講義動画が分岐するスマートカリキュラム、公開期間の制限など、さまざまな新機能が近日順次リリースされる予定です。動画配信での遠隔授業は、学習する側のモチベーションを向上・維持するのが難しいものですが、工夫された機能によってきちんと動画を見て学ぶことができ、それをフィードバックされることで講師側のモチベーションも向上しそうですね。
CRI、学校の遠隔授業を支援する動画を活用した新サービス「スマート授業by LiveAct PRO」を提供開始〜新型コロナウイルス対策として遠隔授業等を行う方々に無償で提供〜