株式会社アクトライブと、阪神電気鉄道株式会社のグループ会社である株式会社ミマモルメは、学校向け安心サービスのシステム展開に関する業務提携を行い、9月から山形市立金井小学校に登下校メールサービス「ミマモルメ」を導入します。これは、東北地方では初めての導入となります。
「ミマモルメ」は、学校・学年・学級単位で学校からの緊急連絡メールを保護者の登録メールアドレスへ無料で一斉配信します。さらに、児童・生徒が登下校時に校門を通過した時点で保護者に自動的に子どもの校門通過情報メールが届くサービスを提供します。校門通過情報メールは月額400円の有料サービスで、希望者のみとなります。
校門通過情報メールの仕組みは、ハンズフリーの無線ICタグを持った子どもが、校門を通ると校門付近に設置されたトリガーコイルによってICタグが起動、自動的に保護者にメールを送信するというものです。この校門付近への設置工事の費用は株式会社ミマモルメが負担し、学校側の費用負担は発生しません。工期も1門につき1〜2日前後と短期間なので、校門を長期間閉鎖するといったことも不要です。
契約は株式会社ミマモルメと保護者との直接契約であり、保護者への説明会、問合せ、利用料金の収受などはミマモルメ、または代理店が行います。ICタグはスイッチを入れたり機械にかざしたりする必要はなく、ランドセルに入れたままで良いため、学校、先生、子どもへの負担もありません。
阪神電鉄のグループ会社ということで、これまでは関西地区を中心に展開していましたが、株式会社アクトライフとの提携によって、東北地方での拡がりを図るということです。子どもの居場所を「見える化」してくれるサービス、しかも利用者への負担が少ないということで、とても魅力的ですね。