文部科学省は「学校が保護者間に求める押印の見直し」について教育委員会に通知した。それを受け、学校と保護者間の連絡のデジタル化を実現する「れんらくアプリ」活用法のオンライン説明会を開始した。
■「れんらくアプリ」により保護者との連絡がスムーズに
文部科学省が各教育委員会へ「学校が保護者等に求める押印の見直し及び学校・保護者等間における連絡手段のデジタル化の推進について」の通知を10月20日に発出したことを受け、VISH株式会社は「れんらくアプリ」を活用した教育現場のデジタル化についてオンライン説明会を開始した。
■学校と保護者の負担軽減に向け
今回の通知内容は、学校の連絡手段をデジタル化することは「学校の業務効率化」「保護者の負担軽減」「迅速な情報伝達」に大きく寄与するもので、デジタル化に向けた取組を推奨するものだった。また、以前から「欠席連絡をする際、連絡帳を届けるのが大変」「学校に電話が繋がらない」など保護者からの要望も高まっていた。
■アンケートや遅刻連絡などをデジタル化
「れんらくアプリ」はVISHが提供する、教職員の業務効率化や保護者の負担軽減に寄与するクラウドサービスの総称。アンケート、お便り、欠席・遅刻連絡のデジタル化、登下校の打刻管理などの機能を1施設あたり月額9000円~利用できる。2020年10月1日現在、1522の教育機関で導入されている。
■アプリのオンライン説明会を随時受付中
今回の文部科学省の通知を受けて、学校関係者に向けて無料のオンライン説明会を開始。詳しい資料送付や、オンライン説明会参加を希望する人は、以下フォームで受け付けている。資料請求やオンライン説明会は随時受付中。
<「れんらくアプリ」を活用した教育現場のデジタル化事例>