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子どものプログラミング教育は保護者の4割が「必要」と思っている

2018年10月29日

株式会社ドリームエリアは、運営している一斉連絡・情報共有サービス「マチコミ」の利用者で、子どもがいる保護者を対象に、子どもの「ICT教育」に関するアンケート調査を行いました。調査をまとめた結果、小学校のプログラミング教育の必要性については、全体の44%が「必要だと思う」と回答していました。

 

回答した保護者からは、「自分が昔から全く苦手な分野なので、親はなかなか教えられないので、必要」「これから生きていくのに、何をするにも使うから」などのコメントが寄せられました。また一方で「必要ない」と回答した保護者からは、「今からしなくても、大きくなってからでも習得できると思う」といったコメントがありました。

 

「就職活動を開始する時代に、プログラミングの知識が優位に働くと思うか?」という質問には、54.6%とおよそ2人に1人が「思う」と回答しています。さらに「プログラミングの知識があることで所得が高くなると思うか?」との質問には「とても優位になる」が11.6%、「多少優位になる」が45.8%と、合わせて約57%が、プログラミングの知識は子どもの将来の所得につながると考えていました。

 

それでは、学校以外の教室に実際に通わせたいと考える人はどれくらいいるのか、「子どもをプログラミング教室に通わせたいと思うか?」という質問には「既に通わせている」人が2.0%、これを含めておよそ半数が「通わせたい」と回答しました。その一方で、「通わせたいがよく分からない」と回答した保護者が24.9%いました。

 

プログラミング教育が必要と思う保護者のコメントとして、「親はなかなか教えられない」というものがありました。実際、プログラミングと一口に言っても、さまざまな種類の言語や技術があることに加えて、子どもに何を学ばせれば良いのか分からない、というのが実情のようです。

 

学校での必修化について、どのような内容を目指すのか、何を習得させようとしているのか、伝わっていないまま『プログラミング教育』という名前が広まっているとは言えないでしょうか。また保護者も、地域に学ぶ場所がどこにあるのか、既にプログラミング教育を導入している学校ではどのような授業を行っているのか、情報を探してみる必要があるかもしれませんね。

 

子どもの「ICT教育」に関するアンケート調査 | ドリームエリア

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