AIクラウドサービス「MAGELLAN BLOCKS」の開発・提供と、テクノロジーと遊ぶアフタースクール「TECH PARK(テックパーク)」を運営する株式会社グルーヴノーツは、グーグル合同会社が発表したデジタルスキルトレーニングプログラム「Grow with Google」のパートナーとして、AIを触って学べるこども向けのプログラムキットを開発、無料で提供すると発表しました。
テックパークとは、プログラミングやデザイン、デジタルファブリケーションなど、最先端のテクノロジーを遊びながら学べるアフタースクールです。2016年より福岡市天神でスタートし、これまで1000名以上の子どもたちがカリキュラムに参加しています。
今回発表されたプログラムキットの開発には、テックパークに通う小学生も参加し、子どもたちにとって分かりやすく、使いやすい仕組みづくりに協力したということです。このプログラムキットはAIを手軽に体験でき、グルーヴノーツ社の機械学習技術を活用し、MITメディアラボが提供する「Scratch(スクラッチ)」上で動作する拡張ブロックとして開発されています。
今回、その第一弾として提供を開始する「画像認識AIブロック」では、コンピューターのカメラを通じて、AIに複数種類の画像を学習させることができ、またその学習結果を、Scratchで開発するアプリの分岐条件として利用することが出来ます。グルーヴノーツ社は、今後も音声認識や物体検知など、様々なタイプのAIブロックを開発していき、またテックパーク内でのアクティビティへの活用の他、学校をはじめとした教育期間での利用促進など、より多くの子どもたちがAIを体験できる機械を提供するということです。
AIスピーカーなどの登場で、私たちにとってAIはかなり身近なものになっています。それでも、AIの日常の使い方は知っていても、AIのもっと便利な活用方法、未来でのAIの可能性については、まだまだ知らないこと、もっと出来ることがあるのではないでしょうか。
Google のデジタルスキルトレーニングプログラム「Grow with Google」のパートナーとして、AI を触って学べる子どもたち向けのプログラムキットを提供開始 | グルーヴノーツ