大阪芸術大学は、株式会社カプコンと共同で、2019年5月26日(日)に行われた「オープンキャンパス」内にて対戦型格闘ゲーム「ストリートファイターV アーケードエディション」を協議タイトルとしたeSports大会「カプ芸杯 令和バトル1」を開催しました。大阪芸大とカプコンとのコラボ開催は、2019年2月に日本で初めて実施され、今回は2回目の開催となりました。
前回と同様、大阪芸術大学計画学科の学生が、eスポーツコネクト株式会社の協力のもと、大会を運営しました。当日の大会の模様はcapcomfighters_jpでのWeb配信が行われました。司会は大阪芸術大学卒業生で「ストリートファイターV」プロモーションプロデューサーの綾野智章氏、解説には格闘ゲームプレイヤーとして長年にわたり現役で戦い続け、高校生に向けたeSports人材育成の講師も務めているキヨマツ氏が登場しました。さらに実況にはカプコン新公式リーグ「ストリートファイターリーグ powered by RAGE」でも実況を担当した大和氏が務めました。
このイベントのタイトルビジュアルも、大阪芸術大学卒業生で、現在はデザイン学科客員教授の茂本ヒデキチ氏が手がけました。日本の画材「墨」によるドローイングを得意とする茂本氏の作品は、日本国内はもとより海外からのオファーも多く、現在は2020年世界大会に向けたアスリート墨絵看板が羽田空港全域で掲げられています。この大会のためには、eSportsを題材とした墨絵が制作されました。
カプコンより司会として参加した綾野智章氏は、「カプコンとしても、関東の盛り上がりに追いつけるよう、これからも関西からストリートファイターVの大会の盛り上がりを全国に届けていきたい」と大会を締めくくりました。大会運営に関わった学生からは「自分たちだけでは気づかないことを多く学んだ」「将来の仕事でも必ず役に立つ」「大会自体が学生にとって学びの場となっている」などのコメントが寄せられています。
企業や大学の助けはあったでしょうが、イベントを企画・開催することは大変だったと同時に、すばらしい学びがあったことでしょう。人気のゲームで、世界的にも注目されているeSportsの大会ということで、参加した高校生も興味深く観戦したでしょうね。