大阪樟蔭女子大学は、1918年(大正7年)に樟蔭高等女学校として開校した歴史ある女子大学です。この度同校では、2030年に向けてグランドデザイン「美(知性・常総・品性)を通して社会に貢献する〜美 Beautiful〜」を策定しました。このグランドデザイン策定、および「認定絵本士養成講座」開設を記念して、講演会「大人の気づき、子どもの成長」を開催します。
認定絵本士とは、絵本に関する高度な知識、技能及び完成を備えた絵本の専門家です。子どもたちの健やかな成長を促す絵本の可能性やその活用法を、学校や家庭のみならず地域社会全般に普及させるとともに、実際に絵本の読み聞かせやワークショップをはじめ子どもたちの読書活動の推進に携わる、絵本の専門家(絵本専門士)を養成する必要があることから創設された制度です。
大阪樟蔭女子大学 児童教育学部では、認定絵本士養成講座(30コマ)を受講することで「認定絵本士」を取得できる、全国でも数少ない課程認定校です。認定絵本士養成講座の開設によって、授業を通じて専門的な知識や技能を身につけ、長年活動している独自の子育て支援教育プログラムにより実践力を高めることが期待されます。
記念講演会は、2018年5月27日【日】、13:30より、大阪樟蔭女子大学にて行われます。受講料は無料、定員350名、先着順で定員に成り次第申込締め切りとなります。申込方法は、HPの申込フォームかFAXで行います。
当日はノンフィクション作家、評論家の柳田国男氏による基調講演「大人の気づき、子どもの成長 〜危機の時代と絵本の新しい意義〜」、そして柳田氏、童話作家の肥田美代子氏、国立青少年教育振興機構理事長の鈴木みゆき氏によるパネルディスカッションが行われます。
子どもたちだけでなく、大人にとってもすぐれた絵本は豊かな時間をもたらしてくれるものです。日頃から本に触れている人、触れたいと思っている人、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。