大阪府河内長野市教育委員会は、GIGAスクール構想対応において、セキュリティ対策としてWebセキュリティクラウドサービス「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版を採用。安全にインターネットに接続できる環境を構築する。
■校内ネットワーク整備と1人1台端末を一早く実現
河内長野市では、以前から指導者用タブレット端末や学習者用端末の活用、統合型校務支援システム導入などICT教育に注力。新型コロナウイルス感染症拡大によりGIGAスクール構想が前倒しされたことに伴い、校内ネットワーク整備の全面刷新と1人1台の学習用端末をいち早く決断し、2020年10月に速やかな導入を実現した。
■「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版で安全なインターネット環境
児童生徒が実際に使用する学習用端末にはChromebook5586台を導入。安全にインターネット接続できるセキュリティ対策として、デジタルアーツのWebセキュリティクラウドサービス「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版を採用した。
■持ち帰り学習にも対応
「i-FILTER@Cloud」GIGAスクール版は、有害情報の閲覧を制限するフィルタリングに加え、情報資産を狙う外部攻撃の脅威も防ぐ「ホワイト運用」を採用。市内の小中学校の既設PCでは既にオンプレミス版が利用されていた。今回、持ち帰り学習にも対応できる点などが評価され採用につながった。
<大阪府河内長野市 教育推進部 教育総務課 早川 卓志氏 コメント>
端末導入におけるWEBフィルタリングソフトの選定では、仮に持ち帰り学習をした際、インターネット利用時間制限ができることが重要なポイントだった。河内長野市の場合、OSにChromebookを選択したので、持ち帰りが必要になった場合でも、自宅での活用に際する指導について、学校現場の負担を最小限に抑えることが可能だと考えた。また本市小中学校の既設PCで導入し、安全な環境の構築・運用実績のある製品を選択した。