シャープは、ローカル5Gの実証実験やネットワーク検証用として、ローカル5G対応のルーターの試作機を開発。2020年9月以降に提供を開始する予定。
■大容量データを超高速で伝送
ローカル5G対応ルーターを介して、カメラやFA機器、各種センサーなどを無線または有線でローカル5Gのネットワークに接続することで、大容量データを超高速で伝送することが可能となっている。
■無線、有線ともに接続機能が充実
受信時最大約3Gbps/送信時最大約600Mbpsの超高速データ通信を実現。WiFi6対応のほか、2.5GBASE-TのLANポートやUSB3.0を搭載するなど、無線・有線ともに接続機能が充実している。無線と有線の同時使用も可能で、利用シーンや端末に応じた接続方法を選ぶことができる。
■幅広い周波数に対応
ローカル5G対応ルーターは、ローカル5Gの周波数として2019年12月に制度化された「28.2-28.3GHz」に加え、今後の割当てが検討されている「28.3-29.1GHz」「4.6-4.9GHz」にも対応。周波数の拡大も見据え、幅広いネットワークの検証に活用できる。
<主な仕様>