国立情報学研究所(NII)・大学の情報環境のあり方検討会は、「【第7回】4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」を5月8日にオンラインで開催しました。国立情報学研究所HPでは、同シンポジウムの映像や資料が公開されています。
同シンポジウムは、文部科学省高等局が3月24日に通知した「令和2年度における大学等の授業の開始等について(通知)」を受け、3月26日から毎週開かれています。できるかぎり多くの大学間で共有するため、文部科学省も毎回、新型コロナウイルス感染症対策による影響下における遠隔授業などの準備状況に関する情報に関する概況を直接説明しています。
今回のシンポジウムでは、経済産業省や文部科学省からの講演をはじめ、運動の重要性、遠隔講義の実施方法、高等学校での遠隔教育などについての講演が行われました。
また、全国的な通信量が、全国民で共有する有限の資源である情報通信回線の限界を超えないように、遠隔授業を主催する教員に対し「データダイエット」への協力を呼びかけています。例えば教員が黒板の前で動き回る授業を避け、画面共有による資料提供中心の授業を実施するなど、通信量が極力小さくなるように配慮した授業の実施・設計手法について解説しています。
4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム
URL:https://www.nii.ac.jp/event/other/decs/