「「外字サーバEV」が、5月15日にバージョンアップします。バージョンアップにより、手書き作成機能が加わり、外字が自由に作成可能になります。
「外字サーバEV」は、主に文字フォント開発およびその関連製品の開発・販売・保守を行うダイナコムウェア株式会社の製品です。ネットワーク上の外字処理を総合的にサポートする外字作成管理システム製品で、このたび2018年5月15日に5.1.0へバージョンアップすることとなりました。
このアプリケーションには76,112文字が搭載されており、通常のパソコンでは表示・入力が不可能だった文字や記号等を容易に作成・利用できます。
バージョンアップされた「外字サーバEV」では、既存文字より検索して登録する方法やパーツ単位で外字を作成できるエディタ機能に加え、新たに手書き作成機能も加わり3種類の方法で文字の作成・利用することが可能となりました。
1台の管理端末から作成した外字ファイルは1クリックでネットワーク上に配信でき、全端末上同一外字ファイルを持つことになるため、外字を含む電子ファイルのやりとりや、明朝・ゴシックおよび楷書の3書体はJISX0213:2004対応版での提供も可能となります(JISX0208-1990版も可能)。
「手書き作成機能」の追加や「フォントマージ機能」の追加、また外字サーバEVの基本3書体(明朝体、ゴシック体、楷書体)のJIS2004への対応は、ユーザーの方からの声で実現したものです。