文部科学省が、企画競争を前提とした平成30年度『専修学校グローバル化対応推進支援事業』を公募しています。
専修学校に在籍する外国人留学生は近年、急増しており、グローバル化に対応した人材育成を専修学校で適切に進めていくためには、各学校における留学生の在籍管理が引き続き適切に行われるとともに、専修学校全体として、留学生の円滑な受入れと就職のケアも含め、質・量ともに充実した教育体制を整えておくことが急務となっています。このため、専修学校、日本語教育機関及び諸外国の教育機関並びに産業界が一体となり各地域における外国人留学生の戦略的受入れに向けた体制整備を目指します。
事業の内容としては、専修学校の魅力を国際的に発信するとともに、優秀な外国人留学生の受入促進や留学環境の整備のため、以下の事業を実施します。
<各地域における留学生の戦略的受入れに向けた体制整備>
委託先は、専修学校、産業界、日本語教育機関、外国の教育機関等と連携して、専修学校におけるグローバル化対応を推進するため、
・優秀な外国人留学生の掘り起こし
・日本語教育支援や修学支援等の生徒支援
・留学生の在籍管理
・卒業後の国内企業とのマッチング・定着支援
を通じて、専修学校への留学に係る入口から出口に至るまでの総合的・戦略的な留学生施策を促進するためのモデルを構築します。
「各地域」の単位は、基本的に「都道府県」を想定しています。各地域において、留学生受入推進に向けたターゲットとなる職業分野を設定し、当該分野において質の高い留学生を確保するため、各種機関と連携し、留学生の入学前、入学、在学中、就職、卒業の各段階における支援策を総合的に検討し、他の地域においても活用できるモデルとして取りまとめます。
参加を希望する者は、5月16日17時までに申込を行い、企画提案書を公募要領に従って提出します。提出期限は、平成30年5月31日17時必着。その他必要事項については、公募要領等によります。