北九州市教育委員会は、新型コロナウイルス感染症に関連して、不安や偏見による誹謗中傷やいじめ、差別的な対応などを防止するため、学校備品編に続く第2弾として、市内中学生が声優を務めたアニメ編(小学生編、中学生編)をYouTubeで公開した。
■声優は市内中学校の演劇部の生徒
子供にも伝わりやすいようアニメーションで制作し、ストーリー性を持たせている。夏休み明けの時期にあわせ、子供や保護者に向けてYouTubeで公開。なお、北九州市立則松中学校の演劇部の生徒が声優を務め、市内在住の作画監督やアニメーターが製作した。
■小学生編
学校を休んだ小学生がコロナと疑われることを心配して、学校に行きたくないという内容(実は母親の夢だった)。最後に、いじめや差別を許さない気持ちを訴えかける内容になっている。
■中学生編
ネットやSNSなどの誤った情報を安易に信じたり、拡散したりしないよう啓発する内容。最後に、いじめ・差別をなくすよう訴えかけている。
■動画はYouTubeやFacebookで配信
北九州市教育委員会のYouTubeチャンネルやFacebookにて配信。動画の再生時間はそれぞれ30秒。則松中学校の放送室で音声収録が行われ、演劇部の3年生6名が参加した。