株式会社Eukaryaは、地理教育に特化した教員専用のオンライン学習サービス「Mapup(マップアップ)」を8月8日から提供を開始した。
■高校地理必修化に向け現場の教員の不安を解消
2022年より高等学校の地理歴史科に「地理総合」と「地理探求」が新設され、地理が新たに必修科目となる。必修化に伴い、一部では研修などが用意されるが、現場の教員自身の努力が求められる。新学習指導要領に対応するための学習時間の確保が困難など、そうした教育現場の課題を解決すべく、「Mapup」は開発された。
■人気予備校講師によるオリジナル学習動画
「Mapup」は随時更新される合計80本の動画を、ユーザーはオンラインでいつでも視聴することができる。動画の長さは1本5分程度。
■授業で使える豊富な動画コンテンツ
サービス提供開始時の動画ラインナップは、代々木ゼミナールの人気地理講師・宮路秀作氏が解説する、地理教員向けのオリジナル学習動画「アカデミアチャンネル」、教員が実際に授業で使えるネタの宝庫である「ワールドチャンネル」、カルスト地形やカルデラなどをドローンで撮影した「ドローンチャンネル」など。
■今後も新たな機能を追加
今後は、学習に応じた「バッジ」「コース修了証」の付与、教員のコミュニティ作りをサポートする「ディスカッションフォーラム」、授業作りに使いやすい「日本初の地理学用語Wiki」などが追加される予定。