NPO法人キッズドアとBNPパリバ・グループの協働企画で、コロナ禍で困窮した家庭の高校生400人を対象に、3000円の図書カードに応援メッセージカードを付けて送付した。
■心を込めた応援メッセージカードを送付
今回、BNPパリバ・グループは経済的に困難を抱える子供たちをサポートしたいとの想いから、子供の貧困に取り組むNPO法人キッズドアを通じて高校生400人を支援することを決定。キッズドア学習会に通う高校生や、キッズドアとメールで繋がっている全国の高校生、その兄弟姉妹を対象に募集を行い、その中から400人を抽選で選んだ。
■新型コロナの影響でアルバイト収入が減少
教材や修学旅行の積立、部活の費用、定期代、お小遣いなどをアルバイトで賄う高校生は多いが、新型コロナウイルス感染症拡大によりアルバイト先の休業や営業時間短縮などの影響により、アルバイト収入が無くなるなどの経済的な影響が表れている。そうした高校生に、図書カードと一緒にBNPパリバ・グループの社員がボランティアとして心を込めて作成した応援メッセージカードを送付した。
■図書カードで高校生の勉強を支援
コロナ禍で家庭の収入が減り、アルバイトも減る中で頑張っている高校生を応援したいとの思いから、今回の企画は立てられた。高校生たちには図書カードで問題集や参考書、或いは好きな本を買ってもらい、BNPパリバの社員からの応援メッセージカードを見て元気になってほしいとの願いが込められている。
＜企画概要＞
対象：コロナ禍で困窮した家庭の高校生400人
※キッズドア学習会に通う高校生、及びキッズドアとメールで繋がっている全国の高校生とその兄弟姉妹を対象に募集を行い、その中から400人を抽選で選んだ。
内容：3000円図書カード
BNPパリバ・グループの社員がボランティアとして作成した応援メッセージカードを送付
※なお、3000円図書カードは8月下旬に送付された。
2009年設立以来、日本の子どもの貧困課題の解決に取り組んでいる。困窮家庭の小学生から高校生・高校中退した若者を対象に、無料学習会や勉強に加えて食事等の生活支援も行い、東京・宮城で展開している。
BNPパリバ・グループは、欧州を本拠とする世界有数の金融グループ。国内市場部門、国際金融サービス部門、ホールセール・バンキング事業という3つの主要分野を核に事業を展開。現在、日本では700名を超える社員が、証券、銀行、資産運用、保険のビジネスを通じて日々顧客をサポートしている。
