四天王寺大学が、JA大阪南とコラボレーションし、第2回「食べて応援・作って応援」レシピコンテストを11月16日(土)に開催しました。
このコンテストは、農産物の地産地消拡大による地域農業の活性化を目的としたJA大阪南による取組みで、地元にある四天王寺大学との産学連携により実施しているものです。
四天王寺大学は、「和」の心を教育の柱とし、人と人のつながりを大切にする人材の育成に取り組んでいます。
2019年2月の第1回のコンテストでは12作品がエントリーし、農作物の素材の活かし方や美味しさ、オリジナリティー、彩りや見た目などで評価され、入賞した6作品は「あすかてくるで」河内長野店にて、お惣菜として期間限定で販売されました。
昨年度も応募があった短期大学部生活ナビゲーション学科ライフデザイン専攻、教育学部に加え、今回は経営学部から初めての応募もあり、昨年を上回る18作品の応募でした。
レシピには、惣菜だけでなくスイーツのレシピもあり、学生の発想力が活かされたアイディアも多く、一次審査の段階から激戦となっていました。
調理・実食による二次審査の結果、野菜をふんだんに使い、素材の味を活かしたレシピ「焼き野菜洋風スープ仕立て」を提案したチーム松本ゼミ(教育学科保健教育コース)が、みごと第1位「組合長賞」の栄冠を手にしました。メンバー3名のうちの1名は、昨年1人で参加し同じ賞を受賞しており、2連覇となりました。
第2位にあたる「専務賞」は、同率で2つのスイーツレシピが選ばれました。
チームCosmos(ライフデザイン専攻)は、さつまいもの味がしっかり感じられるよう甘さを控えた「スウィートポテトプリン」を考案しました。さつまいもを二度漉しすることで、口当たりがなめらかになるよう工夫がされていました。
川口真岐さん(教育学科小学校教育コース)は、小松菜が苦手な5歳のいとこでも食べられるように試行錯誤したという「さつまいものレモングラッセのせ小松菜のパウンドケーキ」で受賞しました。
審査員からは、「どれも本格的で甲乙つけがたい」「今すぐ店舗でお客様に食べてほしい」「お客様の年齢層を考え、やさしい味付けになっている」など、高評価のコメントが得られました。