品川区立日野学園で、「VRでパラスポーツの世界を体験しよう!~みんなで共生社会を考えよう」というフューチャー株式会社の企画で、出張授業が行われました。
実施されたのは、2019年12月16 日(月)で、品川区立日野学園の小学4、5年生約200名を対象として行われました。
FIFの運営会社であるフューチャー株式会社はグループの中核であるITコンサルティング事業の知見を活かし、 ブラインドサッカーを体験できるVRアプリケーションを開発しています。
2016年7月からは、このアプリケーションを活用し、大会会場などでブラインドサッカーのヴァーチャル体験会を実施するなど、現在もブラインドサッカー協会のサプライサービスパートナーとして活動を継続しています。
授業では、子どもたちはまずVR空間を見ながらブラインドサッカーを体験し、次にアイマスクを着け、VRアプリケーションで流れる音だけを頼りにゴールを目指しました。
最後はチームでどうすればボールを捉えられるかをディスカッションし、チーム対抗でゴールまでの時間を競いました。
企画側として、子ども達にこの体験を通じて伝えたのは、「スポーツを楽しむ気持ち、上達したい思いは誰でも同じであること」「コミュニケーションによって一人では気づかなかった新しいアイデアが生まれること」「上達にはトライアンドエラーが大事であること」「テクノロジーは様々な人の世界を共有するツールになること」でした。