凸版印刷株式会社は、スタートアップ企業の育成支援事業を展開する一般社団法人StartupGoGoと共同で、国内外のスタートアップ企業を中心に優れた事業アイデアを募集し、凸版印刷の経営資源と融合させ、新事業を共創する公募型のオープンイノベーションプログラム「co-necto(コネクト)」を2017年より実施しています。
2017年度は実施エリアが九州地域のみでしたが、2018年度より実施エリアを西日本ならびにアジア地域にまで拡大し、説明会も福岡に加えて、東京・大阪・広島・台湾の計5ヶ所で開催します。
「co-necto」の応募対象は国内企業、海外企業、研究機関で、企業の応募資格は「自社でプロダクトやサービスを保有している」「凸版印刷と協業が可能である」、「日本国内への事業進出および販売が可能(海外企業)」などが上げられています。また、研究機関の応募資格は「凸版印刷と共同開発可能な大学および研究機関」で、大学など研究機関からの応募は通年で受け付けています。
募集テーマは下記のようなものが上げられています。
企業の応募締め切りは2018年10月8日で、1次選考(書類選考)、2次選考(担当者へのプレゼンテーション)、最終選考(役員・外部審査員へのプレゼンテーション)を経て、企業の中からは最優秀賞などが決められます。研究機関には表彰はありませんが、個別の支援が行われます。
このプログラムで、資金力がないために埋もれてしまうところだった、優れたアイデアが日の目を見ることになるかもしれません。どんな企業が選ばれるのか、どんなアイデアや研究があらわれるのか、楽しみですね。
凸版印刷、西日本で新事業共創を公募〜凸版印刷と新事業を共創するオープンイノベーションプログラム「co-necto」第2弾を実施、対象エリアを九州から西日本エリアに拡大