株式会社日立システムズは、社会貢献活動の一環として、全国の中学校・高等学校からの「オンライン企業訪問」の受付を7月31日から開始した。
新型コロナウイルスの影響で、キャリア学習の機会が失われていることを危惧した日立システムズは、これまで対面で実施してきた企業訪問を「Web会議システム」の活用によりオンライン化。学校の教室から企業訪問が実施できるようにした。「職場見学」や「製品体験」についても映像を通じて疑似体験をすることが可能となる。
オンライン化により全国各地の拠点と連携
プログラムは、日立システムズの紹介、従業員による仕事紹介、本社オフィス内の見学、製品やサービスの体験など。さらにオンライン化により、来訪する学校の地元支社や全国のデータセンターなど、日立システムズの他の拠点とも連携することが可能となる。
最短40分からのプログラムも用意
従来、企業訪問は90分から120分のプログラムを組んでいたが、新型コロナウイルスの影響で十分は授業時間を確保できないという学校現場に配慮し、授業時間に合わせて最短40分からのオンライン用プログラムを用意した。
今後、オンラインによる企業訪問の対応を月10校程度計画している。また、ニーズの掘り起こしを行い、希望する学校には新型コロナウイルス収束後もオンラインでの企業訪問を実施する予定。
■企業訪問対応の流れ
■企業訪問プログラム概要