2017年5月の「改正個人情報保護法」施工により、改正前は規制の対象外となっていた個人情報の取扱件数5,000件以下の要件が撤廃され、アクセス制御や揺曳防止等の安全管理措置が義務化されました。2018年5月に施行された「欧州連合(EU)一般データ保護規則」では、EUを含む講習経済領域(EEA)内における個人データの処理と移転に関するルールが規定されました。適用対象となる日本企業は、これに沿った対応を行う必要があります。
アルプスシステムインテグレーション株式会社は、ファイル自動暗号化ソフトの新製品「InterSafe FileProtection（インターセーフ ファイルプロテクション）」を2018年9月25日より販売開始します。外部への情報流出時にデータを保護するためのソリューションとして従来提供してきたファイル暗号化製品を刷新し、より使いやすく、幅広い環境でのセキュリティ強化を実現する新たなファイル自動暗号化ソフトです。
多様なプラットフォームに対応するため、独自開発した新暗号化エンジンを搭載しています。OSの機能を利用することなく、独自のフィルターモジュール内でオリジナルデータ、暗号ファイルデータを分離して管理・処理を行うことができるため、マルチプラットフォームを実現します。
作成されたファイルは、保存した時点で自動的に暗号化することができます。権限が付与されている場合、暗号化されたファイルは、内部環境（同一組織内）であればダブルクリックをするだけでファイルを閲覧することができますが、外部環境では閲覧することができません。万が一ファイルが外部に流出してしまった場合でも、高度な暗号化技術により情報漏洩を防ぐことができ、利用者の利便性も損なわれることはありません。
ファイルの閲覧や編集、コピー、印刷など、必要な人に必要な権限を設定できます。閲覧可能期間を端末側で設定することも可能です。このほか、セキュリティフォルダへの自動バックアップや。暗号化ファイルのウイルススキャン対応、フォルダ単位での暗号化・非暗号化設定など、使いやすさとセキュリティ向上を両立する機能を多数搭載しています。
個人情報の保護やファイルの暗号化、重要だけど難しくて面倒、というイメージがありますが、これならストレスなく使えそうですね。また、ソフトの販売開始に合わせて「ファイル暗号化の選び方」をテーマとした無料のWebセミナーも行われるそうです。まずは気軽に学んでみてはいかがでしょうか。
ALSI、ファイル自動暗号化ソフトの新製品「InterSafe FileProtection」を販売開始 〜大規模ストレージなど幅広い環境への対応、暗号化処理の高速化を実現〜
