ヤマハ株式会社は、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う臨時休校支援として、同社が「Smart Education System」として販売している小学校向けデジタル音楽教材『ソプラノリコーダー授業』と中学校向けデジタル音楽教材『アルトリコーダー授業』の一部を、4月5日(日)まで無料で公開します。
いずれの教材も豊富な解説動画とデジタル教材ならではの練習機能によって、ソプラノリコーダーやアルトリコーダーの演奏を楽しく効果的に学習できるもので、期間中、ブラウザからウェブページにアクセスすることで、ユーザー登録することなく利用できます。
動作環境は、Windows8.1以降、ブラウザはGoogle Chrome最新版推奨です。音を出すためのオーディオデバイス、ソプラノリコーダー授業にある採点機能を利用するには、マイクが必要です。iPadやAndroidなどWindows以外のタブレット、スマートフォンなどでは正常に動作しない、画面が正しく表示されない場合があります。
アルトリコーダーのレッスンメニューは「予備知識」「演奏を聴いてみよう」「エクササイズ」「曲を演奏してみよう」という内容です。「エクササイズ」ではリコーダーの指づかいや基本的な奏法を、段階的に学習できます。「解説」の動画で練習のコツをつかんだ後、「練習」のお手本動画を見て練習します。「曲を演奏してみよう」には30曲が収録されており、テンポ変更やリピート機能など、リコーダー練習に適した機能を備えています。
ソプラノリコーダーではメインメニューから「まなぶ」「プレイ」を選びます。「まなぶ」では、リコーダーに関する基本的な知識を動画で分かりやすく学習できます。「プレイ」では、リコーダーの運指や基本的な奏法を楽曲の演奏で段階的に学習できます。マイクを付けると「さいてん」機能が使えます。外付けマイクに向かって、画面の楽譜に合わせて演奏します。音程、リズム、表現が4段階で評価され、総合得点、ランクも表示されるので、ゲーム感覚で練習できそうです。
一斉休校でずっと家にいると、やることが少ないと退屈している子も多いのではないでしょうか。でも逆にこの時間を利用して、いつもは週に2時間くらいしかない音楽の時間をたっぷり取ってみる、というのも楽しいかもしれませんよ。