株式会社コドモンは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う小中学校、高等学校の臨時休校決定を受け、同社が展開するこども施設向けICT「システム「CoDMON(コドモン)」について、保護者と施設の出欠連絡をはじめとする一部機能の永年無償提供(学校向けフリープラン)を3月5日より利用可能としました。
コドモンは、保護者と学校との連絡強化に活用できます。まずは、家庭訪問をアプリで代替することが可能です。児童の状況確認等を目的に、先生が家庭訪問を行うケースが発生していますが、訪問日程の調整の手間・先生の移動時間のロス・先生と家庭間での感染のリスク、家庭訪問にはこうした問題が懸念されます。保護者アプリを使うと、こどもの様子をアプリ経由で学校に報告することができ、学校が状況を把握できるようになります。
コロナウイルスに限らず感染症が流行している場合、学級ごとの感染状況を素早く把握できるようになります。保護者はアプリ上から児童の病名や病状を選んで報告するだけで、施設側は電話対応することなく一覧化が可能です。日々の報告内容をもとに感染状況を把握できるので、具体的対策に時間を使うことができます。
自宅待機している子どもたちに、宿題の内容を正確に、こまめに家庭に連絡できます。今回の急な一斉休校では、宿題の範囲や提出方法等について保護者が正確に把握することができず、混乱が生じているようです。児童による手書きの文章では判読しづらい内容も、保護者アプリへ直接内容を配信することで家庭学習を推進できます。写真やPDFなどファイル添付もできるので、配信後の変更や追加もスムーズに行えます。
時間割の変更や、休開校に関する日程連絡など、保護者に迅速に伝えなければならない情報が増えることも予想されます。これもアプリを活用して緊急連絡を素早く・確実に配信することができます。またあらかじめ文章をひな型として登録することもで、連絡内容の作成時間を省力化することができる他、保護者の既読状況も個別に把握でき、未読の保護者に絞って個別に再送することも可能です。
従来のメール送信型サービスと違い、メールアドレスの管理が不要で、また災害時などメールサーバー混雑時においても、送達率が高いという特徴があります。全国での一斉休校は、子ども・保護者・学校現場のそれぞれに混乱と不安があることでしょう。こうしたサービスを利用することで、子どもや保護者の不安を和らげることができ、学校は個別の問合せ対応などが減って余裕ができるといいですね。