国立教育政策研究所は、ICTを活用した公正で質の高い教育の実現に向けた取組などを紹介するシンポジウムを開催。令和2年度教育改革国際シンポジウム「高度情報技術の進展に応じた教育革新フェイズ2シンポジウム」を2月16日(火)にオンラインで開催する。
■AIやビッグデータ解析などの進展に応じた教育改革をどう展望するか
令和2年度教育改革国際シンポジウム(高度情報技術の進展に応じた教育革新フェイズ2シンポジウム)「ICTを活用した公正で質の高い教育の実現」では、高度情報技術(AIやビッグデータ解析等)の進展に応じた教育革新をどう展望し、いかに実現していくことができるのかに焦点があてられる。
■COVID-19を契機に教育における公正の課題が深刻化
本シンポジウムでは、教育の質とともに、COVID-19を契機に世界的にその課題が深刻化した教育における公正に焦点を当て、ICTを活用した公正で質の高い教育の実現に向けた展望と課題について議論が行われる。
<シンポジウム概要>
日時:2021年2月16日(火) 13:00~17:15
開催形態:オンライン開催(日英同時通訳付)
定員:1500名
申込み受付期間:2021年2月8日(月)まで
申込み:以下のWebサイトから申し込む
<プログラム>
総合司会 福本徹(国立教育政策研究所生涯学習政策研究部総括研究官)
13:00 開会挨拶
中川健朗(国立教育政策研究所長)
13:05 趣旨説明
藤原文雄(国立教育政策研究所初等中等教育研究部長)
13:10 第一部(リサーチ)「ICTを活用した公正で質の高い教育の実現に向けた研究」
①米国「COVID-19と児童生徒の成績、公正、米国の教育政策」
Emma GARCÍA(Economist, Economic Policy Institute) ※ビデオ放映
②英国「COVID-19への学校の対応:児童生徒の取り組みと学習に対するパンデミックの影響」
Julie NELSON(Senior Research Manager, National Foundation for Educational Research) ※ビデオ放映
③日本「公正で質の高い教育におけるICT活用の促進条件」(国立教育政策研究所)
露口健司(愛媛大学大学院教育学研究科教授・国立教育政策研究所客員研究員)
コメンテーター
卯月由佳(国立教育政策研究所国際研究・協力部総括研究官)
白水始(国立教育政策研究所初等中等教育研究部総括研究官)
司会 藤原文雄(国立教育政策研究所初等中等教育研究部長)
※講演題目は変更の可能性あり
14:30 休憩
14:35 第二部(デモンストレーション)「ICTを活用した公正で質の高い教育の実現に向けたデモンストレーションスクールの取組」
①広島県安芸太田町教育委員会 免田久美子(広島県安芸太田町教育委員会主幹)
飯窪真也 (東京大学高大接続研究開発センター特任助教・国立教育政策研究所客員研究員)(兼司会)
②熊本市教育委員会 本田裕紀(熊本市教育センター副所長)
コメンテーター
石井英真(京都大学大学院教育学研究科准教授)
柏木智子(立命館大学産業社会学部教授・国立教育政策研究所プロジェクトメンバー)
15:45 休憩
15:50 第三部(ビジョナリートーク)「ICTを活用した公正で質の高い教育の実現に向けた展望と課題」(仮題)
①石井英真(京都大学大学院教育学研究科准教授)
②柏木智子(立命館大学産業社会学部教授・国立教育政策研究所プロジェクトメンバー)
③堀田龍也(東北大学大学院情報科学研究科教授・国立教育政策研究所フェロー)
④Marlene SCARDAMALIA(トロント大学オンタリオ教育研究所教授)※ビデオ放映
司会 白水始(国立教育政策研究所初等中等教育研究部総括研究官)
17:10 閉会挨拶
佐藤安紀(国立教育政策研究所次長)