北海道紋別市教育委員会は教育委員会の活動を知ってもらうため、令和2年度「第10回教育委員会定例会」を普段行っている文化会館会議室ではなく、紋別市立小向小学校で10月22日(木)に開催した。
■初の小学校での開催
紋別市教育委員会は毎月1回の定例会を開催している。今回、会場を小学校にしたのは、教育委員会がどのようなことを行っているのか知ってもらうことと併せて、広く地域の人の意見を聞く機会を設けることが目的。当日は学校の教職員や地域の人など5名が傍聴人として参加。通常の会議内容のほか、小向小学校の教育活動を鈴木聡校長が発表した。
■全4議案を報告
第10回教育委員会定例会では、報告第1号「経過報告・今後の予定について」、報告第2号「令和2年度教育委員会各課事業結果(前期)について」、報告第3号「紋別市青少年問題協議会委員の委嘱について」、報告第4号「小向小学校の教育活動について」の4件の議案が報告された。
■新型コロナウイルスに伴う家庭の負担を軽減
報告第2号「令和2年度教育委員会各課事業結果(前期)について」、新型コロナウイルス対策事業では次のような報告がされた。臨時休校により平日の昼食について家計の経済負担が生じていることから、小中学校の児童生徒1人あたりにお米券、牛乳券、紋太ポイントを配布。また、高校生は臨時休校による保護者の負担軽減に向けて、高校生の保護者に対し、1人につき2万円の給付を行っていく。
<傍聴者の意見>
「地域の子どもたちのために教育には力を入れてほしい」
「紋別市とコンサドーレが提携して行っているサッカーコーチの指導は続けてほしい」