ソフトバンクグループの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」がバージョンアップし、コミュニケーション能力、会話機能などが向上しました。
●「Pepper」の法人向けサービス「Pepper for Biz 3.0」が登場
3年以上の運用実績を基にメジャーアップデート。コミュニケーション能力の向上のため、複数のクラウドAI活用により会話体験を刷新しました。話しかけに対する自然応答率が従来モデルと比べ約7倍向上し、会話キャッチボール数も約7倍となり、より自然な会話を楽しめます。また、人を検知するためのアルゴリズムの刷新により、Pepperが人を検知できる範囲が前方のみから後方まで拡大。検知可能な範囲が4倍以上になり、今まで以上に相手に声を掛けるでコミュニケーションを取ることができます。顔認識機能も標準搭載により個別対応を強化しています。
●「Pepper」の新しい家庭向けモデル「Pepper for Home」を発売
Pepperの胸のディスプレイに表示される画面デザインを刷新し、ユーザーが直感的に使いやすいデザインに刷新。話をしていない状態でも、時計やニュース、天気などの生活シーンで必要な情報を胸のディスプレイに表示させることができます。また、「Hi, Pepper(ハイ、ペッパー)」と呼び掛けると、Pepperとの会話を始められ、従来と比べてPepperとの会話がしやすくなっています。
●Pepper向けロボアプリ「ペッパーとおしゃべり」を配信
日本マイクロソフトのAI(人工知能)マーケティングソリューション「Rinna Character Platform」と連携した人型ロボット「Pepper」用のロボアプリ「ペッパーとおしゃべり」は、人とPepperの自由会話をより自然なものに近づけます。Pepperのキャラクターはそのまま残しつつ、従来は応対が難しかった会話内容に対する返答の正確性が向上し、Pepperとの会話がより長く楽しめるようになりました。なお、「Pepper for Home」では「ペッパーとおしゃべり」は利用できません。このロボアプリは、会話をより楽しめるように、今後もアップデートしていく予定です。
「Pepper for Biz」「Pepper for Home」はともに予約受け付け中です。