九州工業大学とTableauが、データサイエンス教育で協力することとなりました。
国立大学法人 九州工業大学とデータ分析プラットフォームで世界をリードするTableau Softwareの日本法人Tableau Japan株式会社は、九州工業大学情報工学部の新入生500名にデータ分析ソフトウェア「Tableau Software」を9月から順次提供開始し、データサイエンス教育で協力することを発表しました。
また、九州工業大学が今年4月に新設した大学院のデータサイエンスコースでもTableauを採用する予定となっており、大学院生の教育や研究にも使用することとなります。
日本の大学でTableauを体系的に導入する例は、九州工業大学が初めてです。
九州工業大学には国立大学で唯一の情報工学部があります。情報工学部は、情報社会の未来をリードする世界基準のIT人材の育成に力を入れてきました。
昨今、社会や経済におけるデータの価値が高まっている中、データを分析し、インサイトを導き出せる人材が、求められています。さらに、AIのような先端技術が業務に大きな影響を与える時代を見据え、データサイエンティストの育成が急務となっています。
こうしたビジョンに沿い、Tableauは、これまでに米国の多くの大学の授業で使われてきた実績があることかは、このたび採用となりました。
授業にデータ分析を取り入れることでアクションに結びつくインサイトを得られるため、学生は卒業後も、仕事に役立てることができ、即戦力に結びつく能力を身につけられます。
またTableauは就職に有利な技術スキルとしても広く認識されています。九州工業大学はTableauのアカデミックプログラムを活用し、学生と教師向けにTableauのライセンスを提供します。Tableauのアカデミックプログラムは、次世代のデータ人材を支援するためにライセンスを無料で提供する取り組みです。