国立国会図書館国際子ども図書館(東京・台東区)では、レンガ棟3階本のミュージアムで、7月28日~8月30日、「世界のバリアフリー児童図書展 IBBY選定バリアフリー児童図書2019」を開催する。
バリアフリー児童図書とは、本を読んだり、見たり、理解したり、ページをめくる動作などにバリア(障害・障壁)がある子供も楽しめるように、さまざまに工夫された本のこと。国際児童図書評議会(IBBY)が2019年に選定した、世界20か国のバリアフリー児童図書40作品を、3つのカテゴリーで展示する。
カテゴリーⅠ 特別な形態のもの…点字の絵本、布の絵本、読みやすい活字の本のほか、今回初めて「Widgit」というシンプルな設計の絵文字を使用した本も加え、9作品を紹介。
カテゴリーⅡ 誰でも楽しめるもの…特別な形態ではないけれども、誰にでも分かりやすく、学習障害、知的障害、発達障害などの子供も楽しめる本7作品を紹介。
カテゴリーⅢ 障害についてのもの…さまざまな障害について描かれている本24作品を紹介。
『モグモグぱっくん』てのひらの会(製作)、2008(布の絵本)
『夏がきた』羽尻利門/作、あすなろ書房 2017
『このあいだなにがあった?』佐藤雅彦、ユーフラテス/作、福音館書店 2017
入場料:無料
開館時間:9時30分~17時
休館日:月曜日、8月19日
※整理券による入場制限などがあります。詳しくはHP https://www.kodomo.go.jp/index.htmlをご確認ください。