三重県立名張高等学校の放送部が、地域と学校のテレビニュース番組を制作しています。番組のタイトルは「なばテレ!」で、校内では昨年10月から放映しています。
このたび、この番組が名張市との共同で、市役所内に大型ディスプレイを設置し、放映が開始されました。このディスプレイは、名張市が制作したシティプロモーション動画も放映されるものです。
「なばテレ!」は、パナソニック教育財団の助成を受け、制作・公開されている番組で、地域の話題と学校の話題を高校生の視点で取材し、毎月10分番組として制作します。企画や撮影、編集などは、すべての工程において高校生が自ら行います。
番組は、学校の正面玄関で放映のほかに、名張市役所や市民センター、大型商業施設などの市民が集まる場所4カ所で放映されています。パナソニック教育財団の助成金は、市役所1階ロビーに50インチの大型ディスプレイを設置することに活用されました。
番組制作と公開を通し、生徒が地域とのつながりを実感し、地域の活動への参画態度を育てること、また、来校者や地域住民に番組を見ていただく機会を提供することで、三重県立名張高等学校の教育活動に対する理解を深めていただくことを目的としています。
放送部の部員21人(1年3人、2年10人、3年8人)は、校内では、昼と朝の校内ラジオを中心に、学校行事での司会進行、音響、照明を担っています。
校外では地域イベントに積極的に関わり、司会進行、音響、照明を担当、地域に根差した活動に力を入れています。また、NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会に今年までの3年間、連続して出場、今年8月には全国高等学校総合文化祭初出場を果たしました。また、11月の近畿高等学校総合文化祭(徳島大会)に県代表として2年連続でアナウンス小部門に出場しています。
名張高校放送部公式 Webサイト