スマートに学べる問題集「Libry(リブリー)」を開発、提供する株式会社Libryは、株式会社第一学習社と2019年10月1日付で業務提携契約を締結しました。今回の提携に基づき、株式会社第一学習社の高校理科の学校採用問題集『セミナー物理基礎+物理』、『セミナー化学基礎』、『セミナー化学基礎+化学』、『セミナー生物基礎』、『セミナー生物基礎+生物』の電子書籍版を2020年春に「リブリー」で提供開始します。
「リブリー」は、出版各社が発行している既存の問題集をデジタル化し,生徒一人ひとりの学習履歴に基づいたアダプティブ・ラーニングを可能にする「中高生向け学習プラットフォーム」です。「問題検索」や「苦手分野の分析」などのスマートな機能で、生徒がより効率的に学べるようサポートします。中学校・高等学校を中心に導入されているほか、個人の利用も可能です。学校で導入した場合は、生徒向けコンテンツとあわせて「リブリー」の学習履歴や宿題の実施状況を確認するための先生用管理ツールも利用することができます。
「セミナー」シリーズは、基礎から入試対策までを段階的に学習できる問題集で、電子書籍版の登場により、PC、タブレット、スマートフォンで、「紙のノートとペンを使って学習する」という学習スタイルはこれまでのまま、スマートに学習できるようになります。学習を進めるうちに、学習履歴に基づいた個別最適化された問題を提示されるようになり、応用力の強化、記憶の定着、弱点の補強を図ることができます。
参考書、問題集を電子書籍化することは、「重たい通学カバン」や「教員の長時間労働」などの課題解決につながっているようです。実際に活用している中学校・高等学校の現場から、「通学カバンが軽くなった」「教員の残業時間が1日あたり1〜2時間削減された」という声が寄せられているということです。
苦手分野や学習履歴は、分かっているようで客観的に見るのは難しいものです。デジタルツールを上手に利用することで学習傾向を「見える化」できれば、効率もモチベーションもアップすることが期待できそうです。
スマートに学べる問題集のリブリー、第一学習社と業務提携 〜高校理科の学校祭用問題集『セミナー』シリーズの電子書籍版、2020年度提供開始へ!〜