株式会社エクシードと株式会社まちづくり三鷹は、小中高生がプログラミング言語Rubyを学ぶための講座「Rubyコース(仮称)」を共同開発します。株式会社エクシードは、全国に「Tech for elementary(TFE)」というブランドで、映像授業をベースとしたプログラミング教室をフランチャイズ展開しています。
これまでTFEでは、ScratchとHTML/CSS/JavaScriptのプログラミングコースを提供してきました。しかしながら、生徒の増加・高学年化に伴い、他のプログラミング言語、特に高度なテキストプログラミング言語のコースの開設が求められていました。
一方で、三鷹市の第三セクターであるまちづくり三鷹では、約10年前からRubyの普及に努め、講師養成講座や小中高生向けのプログラミング講座、「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト」などを開催してきました。そして、三鷹市以外にも普及活動を拡げるべく、TFEの映像授業化力とネットワークを活用する形で、今回の共同開発に至りました。
この講座では、まちづくり三鷹が制作した「小学生から楽しむRubyプログラミング」、「Rubyプログラミング入門」の2つの教材をベースに映像授業を制作します。映像授業化することにより講師の負担の軽減、授業の品質担保、繰り返し再生などによる生徒の学習効果の向上を見込めます。映像授業はTFEの加盟教室はもちろん、まちづくり三鷹の講師養成講座やプログラミング講座での活用など、幅広い提供先を想定しています。まずは小学生向けのものを2019年1月にリリース予定です。
Rubyコースについて、10月から12月の間、オンライン説明会が行われます。申込フォームから登録すれば説明会のURLが個別に送られてくるので、PCやタブレットなどからネット経由で説明会に参加できます。
学校へのプログラミング教育が導入される2020年が近づいている中、民間のプログラミング教室市場は拡大しています。既に初級のプログラミングを習得した子や、高年齢の子達のために、できることを増やしておくことも必要ではないでしょうか。