チエル株式会社は、タイピングスキルを徹底強化するクラウド型タイピング教材『イータイピング チャレンジ』と、CaLaboシリーズの3製品『CaLabo(R)EX(キャラボ イーエックス) / CaLabo(R)LX(キャラボ エルエックス) / CaLabo(R)Bridge(キャラボ ブリッジ)』との連携を開始しました。
『イータイピングチャレンジ』は、“タイピングが上手くなると、可能性が広がる”をコンセプトに、初心者~中級車向けに作られたマルチブラウザ対応のタイピング教材です。2018年2月1日より全国の高校・大学を対象に販売されており、全国委LINEキングや学校ランキングに登録できる機能で、全国平均や学校の中での順位を知ることができます。また、カルテ機能で成績を表示することができ、速さ・正確さの総合指標によってタイピングスキルのスコアとレベルを数値で確認することができます。
この『イータイピングチャレンジ』と、CALLシステム『CaLabo(R)EX』や、PC教室授業支援システム『CaLabo(R)LX』と連携させることで、タイピングの一斉テスト(CBT)を実施することができ、ウォーミングアップのためにPCを使用する授業の導入部分で利用するなど、集中力を高める素材として活用が可能になります。また、授業支援プラットフォーム『CaLabo(R)Bridge』とシステム連携をさせることにより、利用者は1回のログオンだけで、『イータイピングチャレンジ』の利用も可能になります。
今、高校生・大学生にタイピングが必要な理由の一つとして「若者のPC離れ」があります。総務省が2015年に公表した「情報通信白書」で、20代以下では最も利用頻度の高い情報通信端末としてスマートフォンを挙げた人は59.9%と世代別に最も高く、一方でPCの利用頻度は32.9%と最も低くなりました。また、文部科学省が高校生を対象にした調査では、「1分間にA4用紙1行程度(40字)の文字入力ができる生徒は6%程度である」というデータが出ています。
2020年度からのプログラミング教育必修化、2024年度からの大学入試でコンピュータを利用した試験(CBT)の導入が検討されていることを考えると、これからタイピングは生徒・学生に必須のスキルと言えるでしょう。『イータイピングチャレンジ』はホームポジション練習からIT養護練習等が収載されており、これからの教育にとって「使える」タイピングソフトと言えそうですね。