プログラミングスキルを可視化する「アルゴリズム実技検定」の第1回試験が、12月14日(土)に実施されました。
この試験はAtCoder株式会社が行う試験で、試験にはIT業界だけでなく、金融・人材・小売業界の幅広い企業・団体が参加しました。
「アルゴリズム実技検定」は、「アルゴリズムをデザインし、コーディングする能力」つまり、1からプログラムを作成する能力を問う、実践を想定した日本初の検定です。
「知識型ではない」「受験者が得意なプログラミング言語を選べる」「アルゴリズムの実力を測る」という3点の特徴によって、可視化が難しかったプログラミング能力を5段階で評価することが可能となっています。
検定では、リアルタイム受験(第1回試験)と通常受験があります。ランクは、エントリー(25-39 点)、初級(40-59 点)、中級(60-79 点)、上級(80-89 点)、エキスパー(90-100 点)の5段階です。
受験方法はオンライン受験で、AtCoderID を使用し、自宅・職場など場所を選ばず受験可能です。
AtCoder株式会社は、世界最大級の競技プログラミングコンテストサイト「AtCoder(https://atcoder.jp/)」を運営しており、その他にも、高度IT人材採用・育成事業として、コンテスト参加者の成績を8段階にランク付けした「AtCoderランク」を利用する転職・求職支援サービスや、コンテスト参加者への企業向け求人サービスを展開しています。
AtCoderは、「アルゴリズム実技検定」検定を通じ、IT人材のプログラミングスキルを測る基準をつくることで、学生・ビジネスパーソンだけでなく、日本企業における高度IT人材不足の解消、ならびに高度IT人材活躍の機会創出を図ります。