グローバリゼーションデザイン研究所が、プログラミングで求められる英語力を測定して認定する「プログラミング英語検定」を開始しました。
プログラミングにおいて英語力は不可欠となっています。リファレンスやソースコード内のコメントを英語で読んだり、関数名を英語で付けたりする必要があります。受験者が「プログラミング英語検定」に向けた学習をすることで英語力を高め、その結果として効率的にプログラミングができる力を身に付けてもらうことを目的としています。
当面、本検定は無料で受験できるベータ版で提供し、2020年初めに正式版の公開を目指します。主な対象者は、高校在学から卒業以上程度の英語力を持つプログラマーや志望者。試験レベルは、高校在学程度の「ベーシック」と高校卒業程度以上程度の英語力が目安となる「アドバンスト」の2つです。
問題は、語彙、文法、読解、英作文。出題元となるドキュメント・タイプは、ソースコード、APIリファレンス、マニュアル/ヘルプ、ユーザー・インターフェイスの4種類です。
プログラミング英語検定ウェブサイト: https://progeigo.org/
検定開始と同時に、プログラミングで必須の英単語をまとめた「プログラミング必須英単語600+」をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開しました。無償で入手し、プログラミング英語の学習や知識確認に活用できます。
プログラミング必須英単語600+: https://progeigo.org/learning/essential-words-600-plus/