パナソニック教育財団は2019年度 (第45回)「優秀賞」「奨励賞」の受賞校の研究成果報告書 をWebに公開した。2019年度の実践研究助成の一般助成67件(小学校29件、中学校16件、高等学校14件、特別支援学校8件)の1年間の活動をまとめた「研究成果報告書」を、財団の専門委員6名が、その内容を審査し「優秀賞」、「奨励賞」各6校を選出。
表彰校12校の「研究成果報告書」に、専門委員からの評価すべきポイントなどの
講評を付けて公開している
<優秀賞>
◆柏市立手賀東小学校(千葉県)
算数科のつまずきを解消し「学ぶ意欲」を育むR-PDCAサイクルの確立
◆名張市立桔梗が丘小学校(三重県)
タブレット端末を活用した、「話したい」「話し合いたい」「伝えたい」と
高めあう児童の育成
◆松江市立意東小学校(島根県)
読書を楽しみ情報活用の力を培えるインクルーシブ図書館を目指して
◆八戸市立島守中学校(青森県)
ICTを活用して、キャリア教育の実践を「ふるさと島守」の地域活性化と結びつける
◆香ヶ丘リベルテ高等学校(大阪府)
テレビ会議を通じ、異文化を学び、国際感覚の豊かな生徒を育てる
◆富山大学人間発達科学部附属特別支援学校ICT教育研究プロジェクト(富山県)
「主体的・対話的で深い学び」を目指したプログラミング教育の実践とカリキュラムの創造
<奨励賞>
◆福井市啓蒙小学校(福井県)
特別支援学級と通常学級を繋げ、学習効果と表現力の向上を図る
◆長浜市立長浜北小学校(滋賀県)
日本語指導教室におけるICTを活用した日本語指導担当教員・学級担任・
地域の大学との連携
◆セキュリティキャンプ実行委員会(愛知県)
情報セキュリティキャンプを通した、将来活躍できるホワイトハッカーの育成
◆広島市立福木中学校(広島県)
自然放射線の測定を中心とした教材開発とその効果の検証
◆静岡県立掛川西高等学校(静岡県)
掛川市をプロジェクションマッピングやVRで活性化
◆沖縄県立大平特別支援学校(沖縄県)
知的障害児を対象とした自立活動の授業におけるICT教材の活用実践
2019年度(第45回)実践研究助成 一般助成の優秀な研究成果報告書