ハイブリッド型総合商店「honto」は、2021年1月頃より放送予定の冬アニメの中から「2021年冬アニメ原作本ランキング」を1月6日(水)に発表。1位は累計1500万部を突破した「呪術廻戦」、2位は40~50代にも購買層を拡げた「約束のネバーランド」がランクインした。
■この冬アニメ化される原作本のランキングを発表
大日本印刷(DNP)が、丸善ジュンク堂書店、文教堂、トゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店「honto」は、hontoサービス実施店と、hontoサイトで購入した書籍や電子書籍の販売データをもとに集計。2021年冬アニメとして放送される原作本に関して、各単行本既刊の2020年1月1日から12月15日の販売冊数をランキングした。
■女性読者の支持が人気を押し上げた「呪術廻戦」
第1位は2020年秋に初アニメ化され、今期第2クールの放送がスタートする「呪術廻戦(9)」。呪いをめぐる戦いを描いたダークファンタジー漫画で、購買比を見ると女性読者が男性を上回っている。原作コミックスは累計1500万部を突破し、アニメ第2クール目も話題になることが予想される。
■40代、50代からも支持される「約束のネバーランド」
第2位の「約束のネバーランド(17)」は孤児院で育った子供たちが過酷な運命に立ち向かっていく作品。他作品に比べ40代、50代の支持率が高く大人も楽しめる作品となっている。2020年12月には実写映画も放映され、今期のアニメSeason2も注目される。
■3rdシーズンの製作も決定した「ワールドトリガー」
第3位の「ワールドトリガー(22)」は異世界からの来訪者「近界民(ネイバー)」と異境防衛機関「ボーダー」との戦いを通して成長している姿を描いたSFアクション漫画。今期は2ndシーズンが放送されるが、3rdシーズンの製作決定も発表された。
<ハイブリッド型総合書店 hontoについて>
hontoはネット書店で、丸善、ジュンク堂書店、文教堂などのリアル書店を連携させた総合書店として2012年5月にサービスを開始。2020年10月には会員数は600万人に達し、hontoサイトで共通で利用できるhontoポイントサービスは約180店舗で展開している。