スマホ育児の適切さをスマートフォンで手軽に自己診断できるウェブサイト「乳幼児とスマホ 保護者のためのセルフチェック」が公開されています。
このウェブサイトを公開したのは、「子どもネット研」(子どもたちのインターネット利用について考える研究会)です。
近年、育児にスマートフォンなどの情報機器やインターネットを活用する保護者が増える一方で、乳幼児期からスマートフォンなどを利用することによる心身発達への悪影響が懸念されています。
こうした状況を受け、子どもネット研では第8期(2016年7月~2017年3月)の研究テーマを「低年齢の子どもとインターネット」として、2017年3月には
「未就学児の情報機器利用 保護者向けセルフチェックリスト(3歳から6歳)」を公開するなど、いち早く保護者向けの情報提供支援に取り組んできました。
このたびこれに加えて、スマートフォンなどで簡単にチェックできるウェブサイト「乳幼児とスマホ 保護者のためのセルフチェック」が公開されました。
このセルフチェックは2017年3月に発表されたセルフチェックリストと同様に、「機器利用
の時間や場面」「情報の内容と保護者の関わり方」「機器の与え方」「保護者自身の知識や使い方」の4領域に分かれていて、各領域4問、計16問の質問に答えることで、現時点での各家庭の取り組みの適切さを簡易に自己診断することができます。
今回は、スマートフォンでも見やすいデザインが採用されたほかに、保護者の空き時間や講演の中での利用も想定して、限られた時間内でも確認できるよう、従来の解説を重要なポイントにしぼって要約されています。