(公財)日本修学旅行協会は『2019年度 第15回教育旅行シンポジウム ICTを活用した教育旅行~新学習指導要領にいう「深い学び」につなげるために~』を開催します。
現在、参加者を募集中です。
日時 | 8月22日(木) 13:00~17:00 |
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会場 | 日本科学未来館 未来館ホール(7階) 東京都江東区青海2–3–6 |
参加者 | 地方自治体、小学校・中学校・高等学校の教職員並びに、観光業などの方々250名程度 |
シンポジウム | 第一部 講師 赤堀侃司 (一社) 第一部 基調講演 講師:赤堀 侃司(かんじ) 氏 (一社)日本教育情報化振興会会長 東京工業大学名誉教授 第二部 パネルディスカッション パネリスト:学校、教育旅行受入施設、旅行会社の各関係者 |
参加資料代 | 2,000円 |
情報交換会 | 5,000円(17:30~) |
参加申込書 | 日本修学旅行協会のホームページ(http://jstb.or.jp/publics/index/16/)から申込書をダウンロードの上、必要事項を記入してFAX(03-5640-8062)またはメール(toiawase@jstb.or.jp)に添付してお申し込みください。 |
一昨年と昨年に公示された新しい学習指導要領では、総則(小・中・高とも)に「情報活用能力の育成を図るため、各学校において、コンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用するために必要な環境を整え、これらを適切に活用した学習活動の充実を図ること」と定められていて、学校におけるICT環境の整備とICTを活用した学習活動の充実に努めることが求められている。
ICTは、一斉学習、個別学習、協働学習のいずれの学習場面においても活用されうるが、それは教科の学習のみならず特別活動においても同様である。修学旅行を主とする教育旅行では、事前学習での訪問地に関する調査(地理や歴史・文化、活動テーマの設定、公共交通機関を利用する行程など)、現地での事前に収集した文化財等のデータ閲覧、他のグループとの情報共有や活動の記録(写真・動画の撮影や感想などの記録)、事後学習での記録のまとめや成果の発表など、様々な場面での活用が想定され「主体的・対話的で深い学び」の実践につなげることができる。また、教育旅行の受入れ地や施設でも、タブレット端末やスマートフォン、AR・VR装置などを利用して、訪れた生徒たちにこれまで以上の豊かな体験とより「深い学び」を提供できるような工夫が進められている。
今回の教育旅行シンポジウムでは、第1部の基調講演で教育旅行を含む学校教育におけるICT活用の現状や考え方をお聴きし、第2部のディスカッションでは、学校の教育旅行におけるICTに関するニーズを確認するとともに受入れ地・施設などの現在の動きも踏まえながら、ICT活用の今後について多角的に考えてみたい。