NPO法人みんなのコードは、2019年5月に石川県加賀市と協力して設置した、国内第1号となる「コンピュータクラブハウス加賀」の活動資金を募る目的で、クラウドファンディングを開始します。募集期間は2019年11月20日~2020年2月17日、目標寄付金額は2,000万円です。
全ての寄付が石川県加賀市へのふるさと納税の対象となる「ガバメントクラウドファンディング(R)」のしくみを活用して行われます。返礼品は用意せず、支援はコンピュータクラブハウス加賀を訪れる子どもたちの多様な興味・関心にこたえられるよう、最新のテクノロジーの機材の拡充や、テクノロジーと関連したキャリア構築の支援などに活用される予定です。
「コンピュータクラブハウス」とは、米・ボストン発祥の子供向けテクノロジー施設で、子どもたちが「いつでも」「安全に」テクノロジーに触れられるコミュニティとして、世界19か国100か所に設置されています。日本国内で初となる「コンピュータクラブハウス加賀」は2019年5月に開設され、みんなのコードが委託運営しています。開設わずか半年で、800人を超える子どもたちが放課後や休日に訪れ、学校や家庭以外に特にテクノロジーに触れることのできる貴重な機会となっています。
今回クラウドファンディングで集まった支援は、高度なプログラミングに対応した高スペックのPCや動画・音楽・3Dモデリング・芸術活動関連機材を充実させることに使われます。さらに、IT企業などで働く社会人を招いた講習会や、グローバルな視点を含むキャリア構築の機会を提供することなどで、全ての子どもたちにテクノロジーを通した自己実現ができる環境を提供することを目標としています。
テクノロジーや社会を学ぶ場であると同時に、地域のコミュニティとしての役割もある活動、子どもたちにとって家、学校に次ぐ第3の「居場所」としての役割も大きいのではないでしょうか。さらに展望が広げられるよう、多くの人が関心を持ってくれるといいですね。
ふるさと納税による「コンピュータクラブハウス加賀」への支援を大募集!-子供向けテクノロジー施設の規模拡充とキャリア構築の機械へ活用―