「出席管理システム」は、学生一人ひとりの「学内での滞在場所・時間」などの確認が可能。一早く行動履歴を確認し、対応することで新型コロナウイルスの感染拡大を最小限に抑えることができる。
■新型コロナウイルス対策として学生の動きを把握することがポイント
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、授業運用の見直しや感染防止対策をするよう求められている。しかし、学生は授業に出席する以外にも学内で自由に動いている時間も多く、足取りや濃厚接触者を特定することは困難とされていた。
■ビーコンが在室中の学生を検知
東和エンジニアリングの「出席管理システム」は、教室に設置したビーコンが在室中の学生を検知し、学生のスマートフォンに出席登録ページを自動配信することで、出席状況を効率的に確認できるアプリケーションとなっている。学生は出席登録ページをワンタッチすれば出席登録が完了する。
■ビーコンとスマートフォンの組み合わせで導入が容易
建物入口付近や図書館、食堂、ラウンジ等にビーコンを設置することで、出席だけでなく学生の行動履歴の把握も可能。ビーコンとスマートフォンを組み合わせたシステムなので導入が容易。スマートフォンは学生個人のものを使用する。
■教職員は学生の行動履歴はPCで把握
学生が自分のスマートフォンのBluetooth設定をオンにしておくだけで、ビーコンが設置されている特定の場所や部屋における入退室記録を取得することができる。教職員は、学生個人の行動履歴をPCなどの端末上で確認し、滞在した場所や動線の把握を迅速に行える。そのため教職員は学生と不用意な接触を避けて出席確認が可能。
コロナウイルス感染症対策での出席管理システムの活用