仕事場やコンビニなどで、コピーやスキャンを行った後、原稿を忘れて行ってしまう失敗をしたことがある人、少なくないのではないでしょうか。教材のスキャンやお手紙のコピー、PTAの書類作成など、コピーやスキャンができる複合機を多くの人が使います。場合によっては個人情報、校外に出てはいけない情報の書類を扱うこともあり、「うっかり」が大きな問題になる可能性もあります。
シャープは、原稿の置き忘れをLEDランプの点灯や独自の「音声アシスト」機能でお知らせするデジタルフルカラー複合機6機種を発売します。スキャンやコピーをした書類等が原稿送り装置に排出されると、排紙部に搭載したLEDランプが点灯して知らせてくれる仕組みになっています。
原稿台に原稿が残っている場合は、「原稿が残っています。確認してください」と「音声アシスト」機能で知らせてくれます。「音声アシスト」は原稿の他にも、印刷完了や紙詰まり、トナー切れ、用紙切れの時にも作動します。また「人感センサー」の搭載により、近づいてくるユーザーを検知して、スリープモードから自動復帰します。
複合機がネットワークに接続できるので、「Dropbox」、「Google Drive(TM)」、「OneDrive(R) for Business」など、各種クラウドサービスとの連携が可能です。クラウド上のデータの印刷屋スキャンデータのクラウドへの保存を、パソコンを介さずに複合機から直接行えます。また従来はサービス対応を必要とした、アプリケーションのバージョンアップを、利用者自身ができる機能が新しく搭載されました。操作画面上のアイコンをタッチして、簡単に最新のアプリに更新できます。
重要な書類を扱う時は、原稿を忘れたりしないよう緊張感を持ってコピーすることが大切、ではありますが、やはり人間ミスをゼロにすることは難しいものです。機械がサポートしてくれることで不安を取り除ければ、緊張しすぎてミスをする、ということもなくなりそうですね。